「正社員って安定だよね」
会社員時代、よくそう言われました。
確かに、毎月決まった額の給料が振り込まれるのはありがたいことです。
ボーナスが出ればなお嬉しいですし、福利厚生も充実しているし、有給ももらえます。
社会保険にも加入できるし、会社によっては家賃補助まで出る。
でも、「安定」と引き換えに、私は多くのものを諦めていました。
正社員を辞めた理由
私が正社員を辞めた理由は、別の記事にもまとめた通り、副業がバレたからです。
「副業禁止」の会社に勤めていながら、こっそりやっていました。
バレないように細心の注意を払っていたつもりでしたが、人事に呼び出されて突然、
「〇〇さん、副業してるね?」
顔面蒼白になりました。
詳しいことはこちらの記事をご覧ください。
今回は端折って説明しますが、
副業は、あくまで「お小遣い稼ぎ」のつもりでした。
大学生時代にやっていたバイトだったのでハードルがあまり高くありませんでした。
久しぶりに復帰してラウンジのバイトをやってみると、すごく楽しかった。
副業を通して、私はたくさんの「ワクワク」を味わいました。
だから、会社に「副業をやめろ」と言われた時、すごく悲しかったです。
同時に、「もう、会社に縛られるのは嫌だ」と思いました。
もちろん、生活のことを考えると、すぐに会社を辞めるわけにはいかない。
夜職一本で生きていくこともできますが、年齢の壁もあるしずっとは続かない。
でも、いつかは会社に縛られない自由な働き方がしたいと思っていました。
ウェブマーケティングとの出会い
それからしばらくして、私は会社を辞めました。
もちろん、勢いで辞めたわけではない。
ちゃんと、次のあてをつけていました。
それが、ウェブマーケティングでした。
ウェブマーケティングなら、パソコン一台あればどこでも仕事ができます。
自分のスキル次第で、いくらでも稼げる可能性があります。
それに、ラウンジバイトの副業で得た人脈も活かせる。
私にとって、ウェブマーケティングはまさに「天職」だと思いました。
ラウンジバイト時代のお客様から仕事をもらった話
ウェブマーケティングを始めてから、私は積極的に情報発信をしました。
ブログを書いたり、SNSで発信したり。
とにかく、自分の存在を知ってもらうことに必死でした。
そんなある日、ラウンジバイト時代のお客様から連絡がありました。
「〇〇さん、ウェブマーケティング始めたんだって?
実は、うちの会社でECサイトを運営してるんだけど、手伝ってくれないかな?」
驚きました。
まさか、お客様から仕事の依頼がくるなんて。
もちろん、二つ返事で「やります!」と答えました。
ECサイトの運営
こうして、私はECサイトの運営という仕事をいただきました。
仕事内容は、主に集客でした。
InstagramやLINEビジネスを使って、商品をPRする。
ターゲット層に合わせた広告を出す。
効果測定をして、改善策を考える。
最初は戸惑うことも多かったけど、少しずつ慣れていきました。
何より、お客様が喜んでくれるのが嬉しかった。
「〇〇さんのおかげで、売り上げが伸びたよ!」
そう言われると、本当に嬉しかったです。
自分のスキルが、誰かの役に立っている実感。
これこそ、私が求めていたものだった。
夜職の人脈を活かす
今回、私が言いたいのは、ラウンジなどの夜職で構築できる人脈をうまく活かして欲しいということです。
夜職のお客様は、経営者や役員など、社会的地位の高い人が多い。
もちろん、全員がそうだとは限らないけど、昼職の人に比べると、その割合は高いと思います。
つまり、夜職は人脈作りの宝庫なのです。
もちろん、ただお酒を飲んで、楽しくおしゃべりするだけでもいい。
でも、せっかくなら、お客様との関係性をビジネスに繋げてみてはどうでしょうか。
例えば、
* お客様の会社の商品をPRする
* お客様の知り合いを紹介してもらう
* お客様にビジネスの相談をする
など、いろいろな方法があると思います。
ウェブマーケティングは、夜職にこそおすすめ
特に、家でできる、昼間が空く夜職のみなさんには、ぜひウェブマーケティングに挑戦してみて欲しい。
ウェブマーケティングは、パソコン一台あればどこでもできます。
時間や場所に縛られない、自由な働き方ができる。
プラスアルファの収入にもなるし、自分のスキルにもなる。
それに、お客様との話のネタや同伴のきっかけ作りにもなる。
「最近、ウェブマーケティング始めたんですよ」
そう言えば、お客様も興味を持ってくれるかもしれない。
「うちの会社もウェブマーケティングに力を入れたいんだけど、相談に乗ってくれない?」
なんて話になるかもしれない。
最後に
私は、正社員を辞めて、ウェブマーケティングを始めた。
そして、ラウンジバイト時代のお客様に仕事をもらった。
これは、決して特別なことではないと思う。
誰にでも起こりうることだ。
大切なのは、諦めないこと。
自分の可能性を信じること。
そして、人との繋がりを大切にすること。
あなたが、この記事を読んで、少しでも勇気づけられたなら幸いです。
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